わたしのBMW S1000RRに取り付けたMagSafe対応のバイク用スマホホルダー、SPコネクトのチャージングモジュールでなぜかiPhoneが充電できません。
一方、チャージングモジュールに振動吸収機能を追加したチャージングアンチバイブレーションモジュールを取り付けたBMW R ninT Scramblerでは、何の問題もなくiPhoneが充電できます。
S1000RRに取り付けているチャージングモジュールの故障を疑い、R ninT Scramblerに取り付けているチャージングアンチバイブレーションモジュールをS1000RRに付け替えてみみましたが、やはりiPhoneを充電することができませんでした。
S1000RRとR ninT Scramblerで取り付け方法が違うのは、USBの延長ケーブルを使っているか、使っていないか。S1000RRにはUSBの延長ケーブルを使っているのです。
このことから、iPhoneが充電できない原因は、S1000RRのUSB電源が壊れているか、延長ケーブルの不良のどちらかが考えられました。
そこで、USB電流電圧テスターを使ってUSB電源と延長ケーブのどちらが壊れているかをチェックすることにしました。
SPコネクトのチャージングモジュールはMagSafe対応のスマホホルダー
SPコネクト(SP CONNECT)のチャージングモジュール(CHARGING MODULE SPC+)はiPhoneのMagSafe(マグセーフ)やアンドロイドのワイヤレス充電に対応したスマホホルダー用オプション。
SPコネクトのスマホホルダー(マウント)に取り付けて使います。
MagSafe対応なので、iPhoneをチャージングモジュールにセットするだけで充電開始。iPhoneをスマホホルダーにセットし充電ケーブルを刺す・・・、そんな煩わしい作業は一切必要ありません。
しかもSPコネクトのスマホホルダーは、iPhoneを90度回すだけの簡単取り付け・取り外し。慣れると3秒で取り付け、1秒で取り外し可能です。
もちろん、チャージングモジュールは防水仕様。IP65防水仕様なので、ツーリング中の急な雨でも安心です。
S1000RRに取り付けたチャージングモジュールでiPhoneが充電できない
わたしが乗っているBMW S1000RRに取り付けたSPコネクトのチャージングモジュール。なぜかiPhoneを充電できません。正確には、iPhoneのバッテリーが減りはしないけど増えもしない、そんな状態でした。
SPコネクトのチャージングモジュールの詳細やS1000RRへの取り付け方法は次の記事をチェックしてください。
一方、チャージングモジュールに振動吸収機能を追加したチャージングアンチバイブレーションモジュールを取り付けたBMW R ninT Scramblerでは、何の問題もなくiPhoneが充電できます。
チャージングアンチバイブレーションモジュールの詳細やBMW R ninT Scramblerへの取り付け方法は次の記事をチェックしてください。
ひょっとして、S1000RRに取り付けているチャージングモジュールが壊れているのか?と思い、BMW R ninT Scramblerに取り付けているチャージングアンチバイブレーションモジュールをS1000RRに付け替えてみたところ、やはりiPhoneを充電することができませんでした。
S1000RRとR ninT Scramblerで取り付け方法が違うのは、USBの延長ケーブルを使っているか、使っていないか。S1000RRにはUSBの延長ケーブルを使っているのです。
このことから、iPhoneが充電できない原因は、S1000RRのUSB電源が壊れているか、延長ケーブルの不良のどちらかが考えられました。
そこで、USB電流電圧テスターを使ってUSB電源と延長ケーブのどちらが壊れているかをチェックすることにしました。
MagSafe対応のバイク用スマホホルダーで充電できない時は延長コードをチェックすべし!
今回わたしが使ったUSB電流電圧テスターはYOJOCKの電流電圧チェッカー。
測定範囲は電圧4-30V、電流0-6.5A。価格は1,000円程度とUSB電流電圧テスターとしては低価格の部類に入るでしょう。
それでは早速YOJOCKの電流電圧チェッカーを使って電圧と電流を測ってみましょう。
まずは、USB電源の電圧と電流を測定してみます。USB電源の形状からYOJOCKの電流電圧チェッカーを直接刺すことができませんので、50cmのUSB延長ケーブルを使います。
測定結果は約4.7V、約1Aです。
次に、USB電源に1.5mの延長ケーブルを接続した時の電圧と電流を測定します。
測定結果は約4.7V、約0.4Aです。
電流が極端に低くなっていることがわかります。
そしてよく見るとUSB電源に0.5mの延長ケーブルを接続した時の抵抗は4.4Ωなのに対し、1.5mの延長ケーブルを接続した時の抵抗は11.9Ωと大きくなっていることがわかります。
このことから1.5mのUSB延長ケーブルが原因でiPhoneの充電ができなかったことがわかりました。
ちなみにこの1.5mのUSB延長ケーブルはBUFFALOのUSB2.0延長ケーブル (A to A) スリムタイプです。
たまたま不良品に当たったのか、それとも、この製品がスリムタイプなので、もともと抵抗の大きなものなのかは不明ですが・・・。
そこで今度は同じくBUFFALOではありますが、通常の太さ(?)USB2.0延長ケーブル (A to A) ブラックスケルトン 1.5m(BSUAA215BS)を購入し、付け替えてみました。
早速、電圧と電流、抵抗を測定してみます。
測定結果は約4.9V、約1A、4.7Ωと正常な数字となりました。
USB延長ケーブルを交換したことで無事、iPhoneが充電できるようになりました。
まとめ:MagSafe対応のバイク用スマホホルダー、SPコネクトのチャージングモジュールでスマホが充電できない時は延長コードを疑え!
わたしのBMW S1000RRに取り付けたMagSafe対応のバイク用スマホホルダー、SPコネクトのチャージングモジュールでなぜかiPhoneが充電できません。
一方、チャージングモジュールに振動吸収機能を追加したチャージングアンチバイブレーションモジュールを取り付けたBMW R ninT Scramblerでは、何の問題もなくiPhoneが充電できます。
S1000RRに取り付けているチャージングモジュールの故障を疑い、R ninT Scramblerに取り付けているチャージングアンチバイブレーションモジュールをS1000RRに付け替えてみみましたが、やはりiPhoneを充電することができませんでした。
S1000RRとR ninT Scramblerで取り付け方法が違うのは、USBの延長ケーブルを使っているか、使っていないか。S1000RRにはUSBの延長ケーブルを使っているのです。
そこで、USB電流電圧テスターを使ってUSB電源と延長ケーブのどちらが壊れているかをチェックしました。
すると、1.5mのUSB延長ケーブルの抵抗値が11.9Ωと異常に高く、これが原因で電流が下がりiPhoneが充電できなかったようです。
iPhoneが充電できなかったUSB延長ケーブルはスリムタイプだったので、これを通常の太さ(?)の延長ケーブルに交換したところ、無事にiPhoneを充電することができるようになりました。
もっとも、スリムタイプの延長ケーブルがたまたま不良品だったのか、スリムタイプなのでもともと抵抗が大きいのかは謎のままですが・・・。
では、みなさんの参考になればうれしいです。