泡洗車をお手軽にしたいなら蓄圧式のフォームガンがおすすめ。
泡洗車のメリットは、汚れを泡で浮かせることで汚れが落ちやすくなること。また、汚れを包み込むため、汚れが再度付着するのを防ぐこともメリットと言えます。
蓄圧式のフォームガンはコンプレッサーや高圧洗車機が不要。そのため、余計な出費もありませんし、準備や片付けも手間要らず。
2,000円程で購入できるコーナンやコメリのフォームガンもありますが、安価なフォームガンの評判は、泡の立ち方がイマイチだったりすぐに蓄圧できなくなったりと価格なりが多いようです。
その点、今回レビューするiK フォーム プロ2は価格はそれなりしますが、SNSなどでの口コミは価格相応の高評価が多い印象です。
実際、わたしが使ってみても少量の洗剤でバイク1台を十分洗えるだけのしっかりした泡を作ることができ、なんの不満もありませんでした。
この後、iK フォーム プロ2の使い方や泡の状態、おすすめの洗剤をご紹介します。泡洗車に興味のある人は続きを是非ご覧ください。
iK フォーム プロ2は極上泡の洗車用フォームガン
iK フォーム プロ2は蓄圧式のフォームガン。高圧洗車機のように電源やコンプレーサーなどの大型機械を必要とせず、簡単に泡洗車をすることができます。
泡洗車のメリットは、汚れを泡で浮かせることで汚れが落ちやすくなること。また、汚れを包み込むため、汚れが再度付着するのを防ぐことも可能です。
iK フォーム プロ2を使えばバケツとは一線を画す泡を簡単に作ることができます。
Pro2とPro2+の違いはコンプレーサーへの対応
iK フォームにはPro2とPro2+とよく似たモデルが存在します。
違いはコンプレサーに対応しているか、していないか。Pro2+はコンプレーサーに対応していて、電動式のコンプレッサーや自転車の空気入れで圧縮空気を作ることができます。
Proはコンプレッサーに対応していませんが、その分価格は低く抑えられています。
価格を低く抑えるためにProを選択するのもいいでしょうが、バイクにも使える充電式ポータブルコンプレッサーを持っているのならPro+を選ぶものいいでしょう。
【レビュー】iK フォーム プロ2 賃貸住宅でバイクの泡洗車に使ってみた
ここからはわたしがバイクの洗車に使っているiK フォーム プロ2をレビューをします。使い方や泡の立ち具合、おすすめのシャンプーなどをご紹介しますので、参考にどうぞ。
iK フォーム プロ2の使い方を解説
タンクに水を入れ(最大1.25L)、お好みの洗剤を適量入れます。
握り手を掴んで上下にストロークさせ加圧します。
安全バルブから空気が漏れる音がし始めたら準備完了です。
泡のタイプの変更は、吸引ホースに取り付けられたミキサーの変更で行います。
グレーのミキサーは標準タイプの泡。グリーンのミキサーは水分の少ないドライフォーム。オレンジのミキサーは水分の多いウェットフォームを生成します。
シャンプーはシュアラスターのカーシャンプー1000がおすすめ
わたしが愛用するカーシャンプーはシュアラスターのカーシャンプー1000。
たったキャップ4杯の洗剤でこちらの泡立ち。
ミキサーはグレーの標準タイプ。
1タンクでバイク1台十分洗えます。iK フォーム プロ2を使う以前はバケツに5L程の石鹸水を作って洗車してたことを思うと、洗剤をずいぶん節約できるようになりました。
またカーシャンプー1000は泡切れがいいので、大量に水を使えない賃貸住宅などでの洗車にとても向いていると感じます。
バイクの洗車に限っては、洗車用スポンジは不要に感じます。
わたしはスポンジは使わず、代わりに洗車用ブラシを使っています。
洗車ブラシを使うとタンクやカウルなどの面積の大きなパーツはもちろん、ハンドルのスイッチ周りやエンジン周りなどスポンジでは洗いにくいパーツも一度に洗うことができます。
泡の持続は10分くらい?
iK フォーム プロ2でスプレーした泡は、いつまでも消えずにいることはありません。
シュアラスターのカーシャンプー1000だと、ボディーを濡らした状態で約10分後には泡は消えてしまいます。
10分だと短くない?と思う方もいらっしゃるでしょう。ただ、泡が消えにくい洗剤は洗い流しにくいデメリットがあるのも事実。
泡の持続力を重視するか、それとも、洗い流しやすさも重視するかはあなた次第。泡の持続力と洗い流しやすさによってカーシャーンプーの好みが分かれるでしょう。
洗車の後は洗剤をしっかり落とすお手入れを
洗車が終わったらiK フォーム プロ2に残っている洗剤をきれいに洗い流しましょう。
タンク内の洗剤はもちろん、シリンダーガードを外してシリンダーもきれいにしましょう。
ノズルは分解し、ノズルとフィルターに付着した洗剤も洗い流しておきましょう。
フィルターはピンセットがないと取り外すのに苦労するかもしれません。
また、フィルターが傷んだときは、スペアのフィルターと交換しましょう。
ノズルを分解した後は、Oリングの位置に注意して組み立てましょう。
仕上げは可動部へオイルやグリスを塗布しましょう。オイルやグリスを塗布することでジョイント部の寿命を伸ばすことができます。
わたしはドライタイプのシリコンスプレーを使っています。
ドライタイプのシリコンスプレーはすぐに乾きベタつきにくいのが特徴。それにスプレーなので、シリンダー内のピストンへの塗布にも向いています。
iK フォーム プロ2をお得に買うなら箱つぶれ品がおすすめ
iK フォーム プロ2とプロ2+をおとくに購入したいなら楽天市場で購入できるアウトレット品がおすすめ。
アウトレット品といっても箱が潰れているだけ。また、中身を確認するためか、一度開封されています。
わたしは中身に問題なければ箱のつぶれと一度開封されていることは全く気にならないので、アウトレット品を購入しました。
ちなみに、箱のつぶれは次の写真の通りでした。
もちろん、中身には全く問題ありませんでした。
なお、アウトレット品なのでいつも販売されているとは限りません。見つけた時が買い時です!
まとめ:【レビュー】iK フォーム プロ2 ~賃貸住宅でバイクの洗車に泡スプレーが最適~
泡洗車をお手軽にしたいなら蓄圧式のフォームガンがおすすめ。
蓄圧式のフォームガンはコンプレッサーや高圧洗車機が不要。そのため、余計な出費もありませんし、準備や片付けも手間要らず。
2,000円程で購入できるコーナンやコメリのフォームガンもありますが、安価なフォームガンの評判は、泡の立ち方がイマイチだったりすぐに蓄圧できなくなったりと価格なりが多いようです。
その点、今回レビューしたiK フォーム プロ2は価格はそれなりしますが、SNSなどでの口コミは価格相応の高評価が多い印象です。
実際、わたしが使ってみても少量の洗剤でバイク1台を十分洗えるだけのしっかりした泡を作ることができ、なんの不満もありませんでした。
安価なフォームガンで泡の立ち具合や耐久性に不満を漏らすなら、最初からちょっと高価だけどモコモコ泡で高耐久なフォームガンを買う方が、結果としてお得かもしれませんね。
では、みなさんの参考になればうれしいです。