おしゃれなサイドバッグを探していませんか?それでいて実用的なサイドバッグ。そして、使っている人があまりいないサイドバッグ。
そんな方にSW-MOTECH LEGEND GEAR サイドバッグはぴったりです。
今回は、SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグをレビューします。
サイズ感や使用感などを詳しく解説しますので、気になる方はぜひご覧ください。
また、SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグを使うには、バイクにSLCサイドキャリアを取り付ける必要があります。
このSLCサイドキャリアをBMW R nineT Scrambler に取り付けましたので、取り付け方についても解説します。取り付けは15分ほどの簡単な作業ですので、腕に自信のある方も自信のない方も参考にしてください。
そして、BMW純正のサイドバッグはSW-MOTECHのOEMであることが分かりました。
各部を比べながら解説しますので、気になる方は最後までぜひご覧ください。
SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグとは
そもそも、SW-MOTECH(エスダブリュー・モテック)とはどのようなメーカかというと、1999年に創立されたドイツのラウシェンバーグに本社を置く、モーターサイクル用アクセサリーサプライヤーです。
SW-MOTECH(エスダブリュー・モテック)は、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKI、BMW、DUCATI、KTM、MOTO GUZZIと協力関係にあり、各メーカーと共同で純正アクセサリーの開発や生産等を手がけており、世界60カ国以上へ届けられています。
LEGEND GEAR(レジェンド ギア) LC1サイドバッグは、SW-MOTECHがリリースする7種類のサイドバッグとサイドケースの中で最もクラシカルなデザインのサイドバッグです。
LEGEND GEAR LC1サイドバッグのサイズと容量は次の通り。
- サイズ:W14xH26xD31cm
- 容量:9.8L
SW-MOTECHでは、LEGEND GEAR LC1サイドバッグより一回り大きなLC2サイドバッグもリリースされており、こちらのサイズと容量は次の通りです。
- サイズ:W14xH35xD31cm
- 容量:13.5L
なお、LEGEND GEAR LC1サイドバッグまたはLC2サイドバッグをバイクに取り付けるには、車種ごとに専用設計されたSLCサイドキャリアが必要になります。
SLCサイドキャリアが設定されていな車種の場合は、サイドキャリアを使わずにバイクに固定できるLEGEND GEAR(レジェンドギア)LS1/LS2サドルバッグを利用する方法もあります。
レビュー SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグ
今回レビューするLEGEND GEAR LC1サイドバッグは、コーティングされたキャンパス地と高強度のナパロンレザー(合成皮革)で出来ています。
コーティングされたキャンパス地といっても撥水効果はほぼなく、水かかかると生地に染み込んでしまいます。
そのため、サイドバッグ内の水濡れ対策として、ナイロン生地で出来たインナーバッグが付属されています。
インナーバッグの入口をクルクルっと巻き、バックルで止める仕様になっています。
このインナーバッグも完全防水ではなさそうなので、雨が降るような日に濡れては困るような物をLEGEND GEAR LC1サイドバッグに入れない方が良さそうですね。
ちなみに、LEGEND GEAR LC1サイドバッグの中はこのようになっています。
LEGEND GEAR LC1サイドバッグの入り口はマジックテープ(ベルクロ)で閉じるようになっています。
入口を閉じたらクルクルっと巻いて、両サイドにあるアルミ製の金具をループに引っ掛け固定します。
正面にもアルミ製の金具があるので、それをループに引っ掛けて固定します。
このアルミ製の金具は丁寧に面取りがされているおかけで手触りも良く、ループにも素直に引っ掛けたり外したりすることができます。
LEGEND GEAR LC1サイドバッグの大きさは、AppleのM2 MacBook Air(A4サイズのクリアーファイルより少し小さい)がギリギリ入るくらいです。
AppleのM2 MacBook Airより一回り大きなLenovoの14インチノートパソコンのE14は、LEGEND GEAR LC1サイドバッグに入りませんでした。
BMW R nineT Scrambler に SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグを取り付けてみた
SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグを使うには、バイクにSLCサイドキャリアを取り付ける必要があります。
今回は、BMWの R nineT Scrambler に SLCサイドキャリア を取り付ける方法を解説します。
なお、R nineT Scrambler はマフラーの取り付け位置の関係上、左側にSW-MOTECH LEGEND GEARのサイドバッグを取り付けることができません。
※ R nineT 、R nineT Pule 、 R nineT Urban GS は、左側にもSW-MOTECH LEGEND GEARのサイドバッグが取り付け可能です。
作業時間は15分もあれば大丈夫でしょう。
必要な工具は以下の通りです。
- トルクス
- T30
- T45
- 六角
- 4mm
- 5mm
- 6mm
最初にシートを取り外しましょう。シートの外し方は、シート下面にあるボルトをT30の工具を使って外します。
シート下のボルトはチャチな車載工具でも外すことはできますが、作業効率が非常に悪いので専用の工具を用意した方がいいでしょう。
シートが外れたらシート下にあるボルトをT30とT45の工具を使って外します。
先ほど外したボルトのボルト穴を利用してSLCサイドキャリアを取り付けます。
前方は6mmの6角レンチを使います。
シート下は4mmの6角レンチを使います。
SLCサイドキャリアにガイドボルトを3箇所取り付けます。
後ろ2箇所は4mmの六角レンチを使います。
前の1箇所は5mmの六角レンチを使って取り付けます。
あとはシートを元に戻して終了です。
BMW純正のサイドバッグはSW-MOTECHのOEMでした
BMWモトラッドでは、R nineT シリーズ用のBMW純正サイドバックを用意しています。
このBMW純正のサイドバッグですが、じつはSW-MOTECHのOEMであることがわかりました。
こちがらBMW純正のサイドバッグです。
今回ご紹介したSW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグとデザインは違いますが、サイドバッグの裏をご覧ください。
これはSW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグの裏です。
そしてこちがらBMW純正のサイドバッグの裏です。
ご覧の通り、プラスチックの取り付けブラケットは同じ物です。
次にサイドキャリアを比べてみましょう。
こちらが SW-MOTECH の SLCサイドキャリアです。
そしてこちらがBMW純正のサイドキャリアです。
どこをどう見ても同じですね。
ちなみに、 SW-MOTECH LEGEND GEAR LC1サイドバッグは、BMW純正のサイドバッグの1/2〜2/3の金額で購入可能です。
まとめ
おしゃれなサイドバッグを探していませんか?
それでいて実用的なサイドバッグ。
そして、使っている人があまりいないサイドバッグ。
そんな方にSW-MOTECH LEGEND GEAR サイドバッグはぴったりです。
クラシカルでおしゃれなデザイン。実用的なサイズと機能。それに使っている方もあまり見かけません。
SW-MOTECH(エスダブリュー・モテック)は、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKI、BMW、DUCATI、KTM、MOTO GUZZIと協力関係にあり、各メーカーと共同で純正アクセサリーの開発や生産等を手がけており、世界60カ国以上へ届けられています。
事実、BMWモトラッド純正のサイドバッグはSW-MOTECHのOEMです。
BMWモトラッドの純正アクセサリーに採用されるには、BMWモトラッドが定めた厳しい品質規格にパスする必要があります。
BMWモトラッド純正のアクセサリーに採用されたSW-MOTECHは、皆さんが安心して使える高い品質の製品をリリースしていると言えるでしょう。
しかも、SW-MOTECH LEGEND GEAR サイドバッグはBMW純正のサイドバックの1/2〜2/3の金額で購入できるのですから、買っても失敗はしないでしょう。
また、SW-MOTECH LEGEND GEARシリーズの中から BMW R nineT Scrambler 用にSW-MOTECH LEGEND GEAR LT2タンクバッグを購入しました。
SW-MOTECH LEGEND GEAR LT2タンクバッグのレビューを「【レビュー】SW-MOTECH LEGEND GEAR LT2タンクバッグ 〜安心のストラップ固定式〜」でしていますので、サイズ感や使用感が気になる方は、ぜひご覧ください。
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。