ツーリングのときにインカムを使っている方は多いでしょう。
わたしは先日SHOEIのフルフェイスヘルメットX-Fifteen(エックス-フィフティーン)を購入し、SENAのインカム50Sを取り付けました。
取り付けにはちょっと大変な部分もありましたので、インカムの取り付け方を解説したいと思います。
これからX-Fifteenにインカムを取り付けを予定している方は是非、参考にしてください。
インカムのマイクはちょっとずらして取り付け
SHOEIのフルフェイスヘルメットX-Fifteen(エックス-フィフティーン)は、インカムのマイクを真ん中に取り付けることができません。ハイドレーションシステムが搭載されているからです。
そのため、インカムのマイクは真ん中からずらして取り付ける必要があります。わたしは下の写真の位置に取り付けましたが、この位置であれば、わたしの場合は口の中心近くになります。
X-Fifteenにインカムのスピーカーを取り付けるのはとても簡単
SHOEIのフルフェイスヘルメットX-Fifteen(エックス-フィフティーン)にインカムのスピーカーを取り付けるのはとても簡単。イヤーバッドを取り外すとスピーカーホールがあるからです。
スピーカーホールにスピーカーを固定するための面ファスナー(マジックテープ)を貼り付け、
そこにスピーカを取り付けるだけの簡単取り付けです。
今回取り付けたSENA 50Sのスピーカーサイズは直径40mm x 厚み7.2mm。
ご覧の通り、厚みには若干の余裕がありますが、直径はほぼピッタリサイズです。これより大きなスピーカーを取り付ける時はちょっと気をつけた方が良さそうですね。
ちなみにSENAのインカムのスピーカーサイズは、50S,50R,30K,SPIDER ST1で同サイズの直径40mm x 厚み7.2mm。20S EVOは直径40mm x 厚み6.5mmとなっています。
また、B+COM(ビーコム)の各モデルのスピーカーサイズは次のようになっています。
- 6XR:直径40mm × 厚み10.7mm
- ONE:直径40mm × 厚み10.2mm
- PLAY:直径40mm × 厚み10.5mm
- 6X:直径40mm × 厚み10.7mm
B+COMではSB6XR/SB6X/ONE用の小型スピーカー「ヘルメットスピーカーセット5 SMALL(スモール)」(直径28mm × 厚み6.8mm)が用意されているので、耳が痛い」といった症状がある方はこちらを選んでもいいかもしれませんね。
スピーカーコードはセンターバッドのボタンを2つ外し、その下を通せば綺麗に処理することができます。
X-Fifteenにインカムの本体を取り付けるのはちょっと大変
SHOEIのフルフェイスヘルメットX-Fifteen(エックス-フィフティーン)にインカムの本体を取り付けるのはちょっと大変。
AraiのRX-7Xはインカムベースを差し込むスペースがありますが、
X-Fifteenにはインカムベースを浅くしか差し込めません。
ですので、インカムの種類によっては両面テープで貼り付けるしかありません。
それに、スピーカーコードとマイクコードの取り回しがとても大変。チークパットのプラスチック部分の下にコードを通さなければならないので、かなり無理をする取り回しになります。
なお、チークパットを取り付ける時は後ろ側から差し込みましょう。
チークパットのボタンは3つあります。この3つのボタンを留めるときはシールド側からのぞき込んで作業をするのがおすすめ。
ヘルメットの下からのぞき込むよりボタンの位置を簡単に確認することができます。
まとめ:X-Fifteenにインカムを取り付けるのはちょっと大変〜取り付け方法を解説〜
今回は、X-Fifteenにインカムの取り付け方を解説しました。実際にインカムを取り付けてみると、ちょっと大変だと言うことがおわかりいただけると思います。
なお、SHOEI X-Fifteen と Arai RX-7X のいいところ・悪いところは、次の記事でまとめていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
では、みなさんの参考になればうれしいです。