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【足つきレポート】BMW R nineT Scrambler ~身長160cm台、短足&チビのふくちゃんが実車でレポート~ 

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身長160cm台、短足&チビのふくちゃんが実車を使って足つきレポート。

今回レポートするバイクは BMW R nineT Scrambler(スクランブラー)。

2018年に公開された「ミッション:インポッシブルフォールアウト」。

この劇中、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが乗っていたバイクが BMW R nineT Scrambler です。

2023年現在、日本で販売されている BMW R nineT Scrambler は2種類。

  • シート高が820mmのプレミアム・ライン
  • シート高が790mmのプレミアム・スタンダード

この2つはシート高の違いだけでなく、フロントホイールも違います。

  • シート高が820mmのプレミアム・ライン:19インチ スポークホイール
  • シート高が790mmのプレミアム・スタンダード:17インチ キャストホイール

このようになっています。

今回足つきレポートをお送りするのは、シート高が820mmのプレミアム・ライン。

身長が160cm台の方だと、またがるのをそろそろ躊躇し始めるくらいのシート高ですね。

結果を先にお伝えすると、両足とも地面に届きました。

では、どれくらい届いたのか。気になる方は、続きをご覧ください。

BMW R nineT Scrambler とふくちゃんのスペックをご紹介

まずは、BMW R nineT Scrambler(2022モデル)の基本的なスペックをご紹介します。

  • シート高(空荷時):プレミアム・ライン 820mm(プレミアム・スタンダード 790mm)
    • 今回は、プレミアム・ライン 820mmを使ってレポートします
  • 車両重量:230kg
  • 排気量:1,169 cc
  • 最高出力:80 kW(109PS)/ 7,250 rpm
  • 最大トルク:116 Nm / 6,000 rpm
  • クラッチ:乾式単板 油圧式クラッチ
  • サスペンションストローク(フロント / リア):125 mm / 140 mm
  • 燃料タンク容量:17 L

つづけて、ふくちゃんのスペックをお伝えします。

  • 身長:162cm
  • 体重:54.5kg(Tシャツ+パンツのみ) 58.5kg(写真に写っているウエアーを着た状態 ただしシューズは除く)
  • 股下:71cm(素足です)74cm(写真に写っているシューズを履いた状態)
  • 体脂肪:約17%
  • 太ももはちょっと太め

【足つきレポート】BMW R nineT Scrambler

では、身長160cm台のふくちゃんがBMW R nineT Scrambler(シート高820cm)に跨るとどうなるか。ご覧ください。

なお、バイクは次のような状態でレポートします。

燃料:約半分(残り8L前後)

リヤサスのプリロード:最小荷重(一番弱めた状態)(フロントはプリロードの調整機構無し)

正面から

両足を地面につけた状態。

右足をステップ、左足を地面につけた状態。

横から

両足を地面につけた状態。

右足をステップ、左足を地面につけた状態。

後ろから

両足を地面につけた状態。

右足をステップ、左足を地面につけた状態。

足元のアップ

正面、両足を地面につけた状態。

正面、右足をステップ、左足を地面につけた状態。

横から、両足を地面につけた状態。

横から、右足をステップ、左足を地面につけた状態。

後ろから、両足を地面につけた状態。

後ろから、右足をステップ、左足を地面につけた状態。

BMW R nineT Scrambler にまたがっての感想

BMW R nineT Scrambler にまたがった最初の感想は、「おっ!意外と足が届くぞ!」でした。

わたしの身長(というか、足の長さ)でも、両足の親指の付け根付近まで地面に届きます。
”両足の”ってのがミソですね。片足だけなら親指の付け根付近まで地面に届くバイクはたくさんあります。

以前乗っていた2021モデルのBMW R1250GS(シート高:825mm)は、両足の親指の付け根が地面にギリギリ届きませんでした。

そのことを思うと、BMW R nineT Scrambler はR1250GSよりたった5mmしかシート高が低くないのに、ずいぶん足つきがいいと感じてしまいます。
※ BMW R nineT Scrambler と R1250GS ではシートの形状が違うので、シート高だけで足つきの善し悪しを判断するのは短絡的かもしれませんが。

それに、車両重量が258kgの R1250GS に対して車両重量が230kgの BMW R nineT Scrambler。その差28kgですが、停車中に足にかかる負荷はずいぶん違います。

もちろん、、BMW R nineT Scrambler の方が軽く感じます。

それに、停車寸前や停車中にバイクがふらついてしまい、R1250GS であれば立ちゴケをしてしまうような場面でも BMW R nineT Scrambler であればなんとか踏ん張れそうです。

ステップは、足を地面につけても邪魔にならない位置にあります。そのお陰で、ステップがふくらはぎに刺さったり、スネに当たったりすこともありません。

欲を言うのなら、シートの角がもう少し丸みを帯びていてほしいと感じました。

BMW R nineT Scrambler のシートは角張っているので、乗車中はもちろん、停車中、足を下ろしているときも太ももにシートの角が当たってしまいます。

もし、BMW R nineT Scrambler のシートの角がもう少し丸みを帯びていたら、足つき性はもっと良くなるでしょう。

ちなみにサスペンションは硬めで、私の体重(58.5kg)程度だと、ほんの少ししか沈み込みはありません。

まとめ

2018年に公開された「ミッション:インポッシブルフォールアウト」。

この劇中、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが乗っていたバイクが BMW R nineT Scrambler です。

「ミッション:インポッシブルフォールアウト」を見て BMW R nineT Scrambler が気になった方も多いでしょう。

現在、日本で販売されている BMW R nineT Scrambler は2種類あります。

  • シート高が820mmのプレミアム・ライン
  • シート高が790mmのプレミアム・スタンダード

この2つはシート高の違いだけでなく、フロントホイールも違います。

フロントホイールは、

  • シート高が820mmのプレミアム・ライン:19インチ スポークホイール
  • シート高が790mmのプレミアム・スタンダード:17インチ キャストホイール

このようになっています。

もし、スポークホイールの BMW R nineT Scrambler に乗りたいのであれば、シート高820mmを克服する必要があります。

そこで今回は、BMW R nineT Scrambler の足つき性を身長160cm台、短足&チビのふくちゃんが実車で足つき性をレポートしました。

結論として、身長160cm台、短足&チビのふくちゃんがシート高820mmの BMW R nineT Scrambler にまたがっても、なんとか両足の親指付け根付近まで地面につけることができました。

わたしは大型バイクに慣れているので、両足の親指付け根付近まで地面につけることができれれば、全く不安なくバイクに乗ることができます。

特に、BMW R nineT Scrambler のようなボクサーエンジン(水平対向エンジン)は重心が低いので、両足の爪先しか地面に届かなくても思いのほか安定します。

とはいえ、小柄の方の中には、初めて大型バイクに乗る方や、リターンライダーの方には爪先しか届かないようなバイクに乗るのに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は無理をせず、足つきの良いバイクを選ぶか、カスタムをして車高を下げるかするのがいいでしょう。

無理してバイクに乗っても楽しくはないですからね。

では、みなさんの参考になればうれしいです。

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