先日、AmazonでAstroAIの電動エアーコンプレッサーAIR100を購入しました。
3,899円で販売されていた商品なのですが、900円引きクーポンがついていたので2,999円で購入することが出来ました。
実はこの電動空気入れ、購入する前に職場の後輩から借りて使ったことがあるのです。
使ってみたところ、空気を入れるスピードはもちろん、エアエージの精度が思いのほか高く、それでいて4,000円を切る実売価格。コスパが高く、とっても気に入ったので買ってしまいました。
ではこの後、空気の充填スピードやエアゲージの精度、サイズ感などについて詳しくお伝えしたいと思いますので、低価格で満足度の高い電動式タイヤの空気入れを探している方は続きをチェックしてください。
また、AstroAIの電動エアーコンプレッサーはAIR100の他にAC300Yと型番不明の2モデルがあります。この4つのコンプレッサーは見た目が似ていて価格もあまり差がありません。しかし性能の違いが非常にわかりづらく、どれを選んで良いか迷ってしまいます。
そこで、次の記事で価格や性能の違いが一目でわかる比較表を作りました。
AstroAIの電動エアーコンプレッサーが気になている方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
AstroAIの電動空気入れ AIR100 はシガーソケット接続式コンパクトボディーのエアーコンプレッサー
AstroAIの AIR100 は車のシガーソケットに接続して使う電動式の空気入れ。
コンパクトなボディー家の中はもちろん、車の中で保管しても邪魔になりません。
コンパクトボディーにも関わらず、重点最高圧力は700KPA。自動車やバイクのタイヤに空浮を入れるには勿体無いくらいの能力です。
収納袋に入れた状態でブリヂストンのレーシングエアーゲージと比べるとこのような感じです。
暗いところでの作業にはうれしいLEDライトが付いています。
AIR100のスペックを表にまとめましたのでご覧ください。
AIR100Y | |
作動電圧 | DC 12V |
最大電流 | 15A |
定格電力 | 120W |
充填速度 | 35L/Min |
最高圧力 | 700KPA (約100PSI) |
表示単位 | kPA PSI BAR |
最大連続 稼働時間 | 15分 |
電源コード 長さ | 2.77m |
変換ノズル | 二ドルバルブアダプター ロングコーンアダプター ショートコーンアダプター 米式自転車アダプター |
LEDライト | あり |
【レビュー】AstroAIの電動空気入れ AIR100
では、AstroAIの電動空気入れ AIR100 をレビューしたいと思います。
レビューの内容は次の4つ。
- AstroAIのAIR100の空気の充填にかかる時間
- AstroAIのAIR100のエアゲージの精度
- AstroAIのAIR100の最大充填圧力
- AstroAIのAIR100はバイクのタイヤのビードも上がる!
AstroAIのAIR100の空気の充填にかかる時間
わたしが乗っているバイクBMWのR1250GSのリヤタイヤ(サイズは170/60 R 17)の空気をいったん全部抜き、300kPaまで空気の充填にかかった時間を測定しました。
結果は約3分52秒
完全に空気が抜けた状態からタイヤに空気を入れることはまずないと思いますが、これくらいの時間であればわざわざガソリンスタンドに行ってタイヤに空気を入れることを考えれば、十分短い時間では無いでしょうか。
ちなみに、同じタイヤで200kPaから300kPaまで空気の充填にかかった時間は約1分39秒でした。
これなら、ツーリング前にちょっと空気を足したり、お出かけ前に車のタイヤに空気を入れるのも苦にならない時間と言えますね。
AstroAIのAIR100のエアゲージの精度
驚いたのが、この電動式タイヤの空気入れに取り付けられているエアゲージの精度。
充填するエアの圧力を300kPaにセットし、タイヤから空気入れを外した直後にブリヂストンのレーシングエアーゲージで測定しても300kPaを指しました。
タイヤから空気入れを取り外す際にどうしてもタイヤから空気が少し漏れてしまうのですが、それを考慮してこの空気入れはセットした圧力より若干高めに空気を入れるような仕組みになっているようです。
そのようなこともあって、この電動式タイヤの空気入れとブリヂストンのレーシングエアーゲージとで測定に差がほぼでないのでしょう。
つまり、この電動式タイヤの空気入れで空気を入れた後にわざわざ精度の高いエアゲージでタイヤの空気圧を調整しなくても、この空気入れで充填圧力をセットしさえすればほぼ正確な空気圧になる、ということです。
ブリヂストンのレーシングエアーゲージについては次の記事で詳しく解説していますので、レーシングエアーゲージにご興味のある方は参考にしてください。
また、携帯型のペンシルタイプのエアゲージにも精度の高いものがありました。
ペンシルタイプにもかかわらずブリヂストンのレーシングエアーゲージと変わらない測定精度でした。
ペンシルタイプのエアーゲージについては次の記事で詳しく解説していますので、気になった方はチェックしてください。
AstroAIのAIR100の最大充填圧力
AIR100の最高重点圧力は700KPA。ただ、液晶画面には999KPAまで設定することができます。
実際にそこまで高い圧力までいれることはまずないと思いますが、乗用車やバイクのタイヤであれば十分な圧力でしょう。
AstroAIのAIR100はバイクのタイヤのビードも上がる!
びっくりしたのがバイクのタイヤ(BMW R1250GSのリヤタイヤ。サイズは170/60 R 17)を組み替えたとき、AstroAIのAIR100でビードを上げることが出来たことです。
タイヤのビードを上げるには、通常エアコンプレッサーを使って、高い圧力を一気にかける必要があります。
今回組み替えたタイヤのビードが上がりやすかったのかもしれませんが、それでも、この小さな電動式タイヤの空気入れでビードを上げることが出来たことには驚きました。
これは上でも書いていますが、最高で999kPaまで圧力をあげることが起因しているのかもしれません。
まとめ:Amazonで3,000円の電動空気入れ「AstroAIのAIR100」を購入したら、思いのほか満足度高し!
結論として、3,000円で購入できるのであれば、電動式タイヤの空気入れのAstroAIのAIR100は買いです。
通常想定されるような、車やバイクのタイヤに空気を入れることを目的とするのであれば、十分な性能があるとわたしは思っています。
もちろん、自転車のタイヤの空気入れとしても十分な性能でしょう。
仏式→米式のアダプターも付属されているのもうれしい点です。
また、ゴムボートに空気を入れたり、夏場、家庭用の空気で膨らますプールの様に大量に空気を入れなければならない物に使うのにも向いていそうですね。
ただ、この電動式タイヤの空気入れのAstroAIのAIR100。弱点があるとすれば12Vの電源が必要だということです。
車であれば、車内のシガーソケットにつなげばよいのですが、バイクとなるとそうはいきません。
もちろん、都合よく常にバイクのそばに車があるとも限りません。
また、バイクの場合だとツーリングの途中でタイヤに空気を入れたくなった場合は、今回ご紹介した空気入れは使い物になりません。
そこでわたしはAmazonで一番人気がある充電式小型ポータブル空気入れのBORNETの電動ポータブル空気入れを買いました。
BORNETの電動ポータブル空気入れは次の記事で詳しく解説しています。充電式ポータブル空気入れにご興味のある方は参考にしてください。
では、みなさんの参考になればうれしいです。
残念なことに、AC300Yは在庫切れ(入荷未定)、AIR100Yは販売中止となってしまったようです。
ただ、AC300YとAIR100Yの後継モデル?が2つ販売されていますので、気になった方は次の記事をチェックしてください。