スマホの充電などで必要になるUSB電源。USB電源を見た目よく、そして使い勝手良く取り付けるのは思いの大変です。
そこで、おすすめするのがデイトナの『スレンダーUSB Type-C』。
スレンダーUSB Type-Cはハンドルやマルチバーホルダーに取り付けるUSB電源。幅が11mmと細いので、ハンドルにすっきり取り付けられるのが特徴です。
また、スレンダーUSB Type-Cはもちろん、ETCやドライブレコーダー、アクションカメラなどで何かと増えてしまうアイテムの電源管理にはデイトナの『D-UNIT EASY』がおすすめ。
D-UNIT EASYは複数のアイテムのアクセサリー電源を一括管理できる電源ユニット。ポートに空きがあれば新たにアイテムを追加するのもとても簡単です。
今回は『スレンダーUSB Type-C』と『D-UNIT EASY』の特徴などを解説します。また、取り付け方法も解説しますので、USB電源をスマートに取り付けたい人は参考にしてください。
それに、複数のアイテムで複雑になった配線やゴチャついた配線はトラブルのモト。配線ををすっきりさせたい人もこの続きをチェックしてみてください。
デイトナのスレンダーUSB Type-Cは薄型&高出力なバイク専用電源
デイトナの『スレンダーUSB Type-C』はハンドルやマルチバーホルダーに取り付けるUSB電源。
本体幅11mm(取り付け幅12mm)なのでハンドル周りがゴチャつかず、すっきり取り付けできます。それでいてUSB PD( Power Delivery )対応でスマホの急速充電が可能。MAX18Wの高出力です。
スレンダーUSBはType-Cの他に4種類。合計5種類あります。そして、電圧計付きのスレンダーUSBによく似たUSB電源が2種類。合計7種類の違いを一覧表にまとめたので、選ぶ時の参考にしてください。
Type-C | Type-C アルミボディ | Type-A | Type-A | QC3.0対応 Type-A | 「e+CHARGER」 Type-C | 「e+CHARGER」 Type-A | |
タイプ | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-A | USB Type-A | USB Type-A | USB Type-C | USB Type-A |
ポート数 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 |
本体幅 (取り付け幅) | 11mm (12mm) | 12mm (13mm) | 13.5mm (14mm) | 13.5mm (14mm) | 12.5mm (14mm) | ー | ー |
対応充電規格 | PD3.0 | ー | ー | ー | QC3.0 | PD3.0 | QC3.0 |
出力定格効率 | 18W | 18W | 12W | 12W | 30W | 18W | 18W |
商品番号 | 17214 | 48324 | 98437 | 98438 | 41372 | 17239 | 16077 |
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デイトナのアクセサリー電源ユニットD-UNIT EASYは取り付け簡単なキー連動バッ直電源
デイトナのアクセサリー電源ユニット『D-UNIT EASY』は、キー連動※のバッ直電源を簡単に取り出せるアイテム。
※ACC電源連動やアクセサリー電源連動と言ったりもします
D-UNIT EASYがリリースされる以前はリレーを使ってキー連動のバッ直電源を引っ張っていました。しかし、リレーを使ってのバッ直は比較的安価に行えるメリットがある一方、初心者には配線方法が理解しにくかったり、複数の電源を繋ぐと配線が煩雑になりやすいと言ったデメリットがありました。
リレーと比べ、このデイトナのアクセサリー電源ユニットD-UNIT EASYの配線はとても簡単。バッテリーのプラスとマイナス。そしてキー連動電源の3本の配線を繋ぐだけ。しかも、複数の機器を一つのユニットで集中管理できるのです。
初めてDIYで電源取り出しにチャレンジする人はもちろん、おすすめ。さらに、ETCのUSB電源の取り付けをお店にお願いする時にD-UNIT EASYを指定すれば、余ったポートに自分でアイテムを取り付けることも可能。これからちょっとした整備を自分でやってみたいと思っている人にもおすすめです。
D-UNIT EASYは3種類。違いを次の表にまとめましたので、ご覧ください。
D-UNIT EASY | D-UNIT EASY | D-UNIT EASY | |
ポート数 | 2ポート | 4ポート | 6ポート |
定格電流 | 20A | 20A | 20A |
入力 ハーネス長 | 約600mm | 約600mm | 約600mm |
出力 ハーネス長 | 約200mm | 約200mm | 約200mm |
商品番号 | 45863 | 45865 | 45866 |
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D-UNIT EASYの取り付けはキー連動(アクセサリー)電源取り出しがキモになる
D-UNIT EASYの配線は3本だけ。+(プラス)、ー(マイナス)そしてACC(アクセサリー)。
+(プラス)、ー(マイナス)はバッテリーに接続。これはそれほど難しくないと思います。
難しいのはACC(アクセサリー)電源への配線。ACCを見つけ、どこで分岐するかがD-UNIT EASY取り付けのキモになります。
わたしはACC電源の取り出しに比較的見つけやすいテールランプやナンバーランプ、ETCの配線を利用します。また、ETCなどの後付けパーツが取り付けてあれば、できるだけそこから分岐するようにしています。その理由は、純正配線を加工する必要がないからですね。
なお、ACC電源を見つけるにはサーキットテスターを使うのが基本。
でも、サーキットテスターを買うのは予算的に・・・といった人には『検電テスター』(検電ドライバー)がおすすめ。
クリップをバッテリーのマイナスやアースされてるボルトに挟み、検電テスターの先端をコードに差し込みます。通電していればLEDが点灯。導通を簡単に確認することができます。1000円程度で購入できるので、財布にやさしのも嬉しいところ。
BMWのにR nineT ScramblerにスレンダーUSBとD-UNIT EASYを取り付けてみた
BMWのにR nineT Scramblerに『スレンダーUSB』と『D-UNIT EASY』を取り付けました。R nineT Scrambleに乗ってる人も、乗ってない人も参考にしてください。
スレンダーUSBの取り付け方
『スレンダーUSB』はハンドルの左側(クラッチ側)に取り付け。
スイッチボックスに密着させたかったのですが、配線を無理に曲げてしまうのでミラーステー側に寄せました。ただ、ミラーステーに凸があるため密着できなかったのが少し残念でした。
配線は、プラスとマイナスの配線を約20cmごとにナイロンバンド(タイラップ)でまとめ、
タンクとフレームの隙間を通してシート下に引き込みます。
D-UNIT EASYの取り付け方
BMWのにR nineTシリーズのバッテリーはタンクの下に設置されています。そのため、バッテリーにアクセスするにはタンクを外す必要があります。
見た目を綺麗にしたいのならバッテリーに配線するべきですが、配線のしやすさと、トラブった時のリカバリーのしやすさから、プラスはサービス端子に、マイナスはシートレールのボルトに接続しました。
ACC電源は、以前配線していたものを再利用。新たにACC電源を取り出すならETCのプラス線を分岐したでしょう。
D-UNIT EASY本体はシート下の空きスペースに付属の両面テープを使って貼り付けました。
『スレンダーUSB Type-C』の配線は、D-UNIT EASYのケースカバーを外し、クイックカプラーに差し込んでレバーをロックするだけ。とても簡単です。
基板にはもちろん、ケースにもプラスとマイナスの表記で配線間違いを防ぐ配慮がされています。
また、被覆を剥く長さがカバーに記されているのも嬉しい配慮ですね。
配線の被覆は圧着ペンチやカッターナイフで剥くことができますが、『ワイヤーストリッパー』が断然おすすめ。
圧着ペンチだと上手く剥けなかったり、カッターナイフだと失敗して中の配線まで切って短くなりすぎたり。
ワイヤーストリッパーは剥きたい長さで挟んでハンドルを握るだけ。テクニックやコツは全く不要です。失敗しがちな初心者ほど使って欲しい工具です。そして、わたしが配線作業をしていてもっと早く買えばよかったと思った工具No1です。
D-UNIT EASYの余ったポートにはSPコネクトのスマホスマホホルダー『チャージングアンチバイブレーションモジュール』をつなぎました。
チャージングアンチバイブレーションモジュールは、バイクの振動からスマホを守りながら充電もできる高性能スマホホルダー。しかも、スマホを90度回転させるだけの簡単脱着。
SPコネクトのスマホホルダーはBMWのバイクに採用されていますので、性能や耐久性は想像できるかと。
チャージングアンチバイブレーションモジュールは次の記事で詳しく解説していますので、気になった人はチェックしてください。
まとめ:デイトナのバイク専用電源スレンダーUSBを自分で取り付けてみた〜D-UNIT EASYを使えばメチャ簡単〜
スマホの充電などで必要になるUSB電源。USB電源を見た目よく、そして使い勝手良く取り付けるのは思いの大変です。
そこで、おすすめするのがデイトナの『スレンダーUSB Type-C』。
スレンダーUSB Type-Cはハンドルやマルチバーホルダーに取り付けるUSB電源。幅が11mmと細いので、ハンドルにすっきり取り付けられるのが特徴です。
また、スレンダーUSB Type-Cはもちろん、ETCやドライブレコーダー、アクションカメラなどで何かと増えてしまうアイテムの電源管理にはデイトナの『D-UNIT EASY』がおすすめ。
D-UNIT EASYは複数のアイテムのアクセサリー電源を一括管理できる電源ユニット。ポートに空きがあれば新たにアイテムを追加するのもとても簡単です。
今回は『スレンダーUSB Type-C』と『D-UNIT EASY』の特徴などを解説しました。また、取り付け方法も解説しましたので、USB電源をスマートに取り付けたい人は参考にしてください。
それに、複数のアイテムで複雑になった配線やゴチャついた配線はトラブルのモト。配線ををすっきりさせたい人もぜひ参考にしてください。
では、みなさんの参考になればうれしです。