20年ぶり?くらいにエアーゲージ(タイヤゲージ)を買い替えました。それまで使っていたエアーゲージが壊れてしまったからです。
今回購入したのは、ブリヂストンのレーシングエアーゲージです。と言っても、以前使っていたのもブリヂストンのレーシングエアーゲージだったのですが・・・。
なぜ、同じブリヂストンのレーシングエアーゲージを買ったのかというと、バイクや乗用車で使うのにちょうど良い測定範囲のエアーゲージが他になかったからです。
バイクや乗用車のタイヤの空気圧は最大で300kPa程度なので、エアーゲージの測定範囲は400kPaもあれば十分でしょう。しかし、最大測定圧力が400kPa程度のエアーゲージは、同じブリヂストンのレーシングエアーゲージ以外に見つけることができなかったのです。
それに、このレーシングエアーゲージのサイズや測定精度に十分満足していたこともあります。
ではこの後、ブリヂストンのレーシングエアーゲージを詳しく解説しますので、バイクや乗用車にベストなエアーゲージをお探しの方は、是非この続きをご覧ください。
バイク、乗用車用のエアゲージの測定範囲は400kPaあれば十分
エアーゲージ。タイヤゲージなんて呼んだりしますが。
バイクのタイヤの空気圧は、リヤで300kPs 程度。乗用車のタイヤで250kPa程度ではないでしょうか。
ですので、エアーゲージとしては最大で400kPa 。150~350kPaの間でそこそこ精度が出ているものが、ちょうど良いエアーゲージとなるでしょう。
ですが、その基準を満たすエアーゲージはなかなか存在しません。海外製の、測定精度に疑問が残るようなエアーゲージならいくつかあるようですが。
エアーゲージで有名な旭産業(アサヒ)で探してみても、最大メモリが600kPaものが最小なんですよね。(言い回しがややこしいですが…)
ですので、結局以前使っていた、最大メモリが400kPa のブリヂストンのレーシングエアーゲージを再び購入することになってしまったのです。
右側が壊れてしまったエアーゲージ。20年?ほど使用しました。単位がkg/cm2です。
左側が新しく購入したエアーゲージ。エアーを抜くボタンが変更されています。
同じストレートのチャックですが、若干形が違います。その説明は後ほど。
チャックにはストレートチャックとアングルチャックの2種類があり
エアゲージで、タイヤのバルブと接触する部分がチャックと呼ばれる部分ですが、このチャック、2つに分かれます。
ストレートチャックとアングルチャックに。
乗用車のタイヤのバルブのように外を向いているもの、または、バイクでもL型のバルブであればストレートチャックが使いやすいと思います。
主にバイクのバルブのように、バルブの向きがホイールの中心を向いているようなものにはアングルチャックが使いやすいと思います。
ブリヂストンのレーシングエアゲージにはストレートチャックの仕様とアングルチャックの仕様の2種類が用意されています。
今回私が購入したのはストレートチャックのものですね。
ストレートチャック⇔アングルチャックに変更できる
アングルチャック仕様のエアゲージを買ってしまったんだけど、やっぱりストレートチャックの方が使いやすいかな?
また、逆にストレートチャックの仕様を買ったけど、アングルチャックの方が使いやすいかな?
といったことが起こるかもしれません。
実際、わたしもそうでした。アングルチャックの仕様を購入したのですが、ホイールの形状からストレートチャックの方が使いやすいと気が付いたのです。
じゃあ、エアゲージごと買い変え?となってしまそうですが、
安心してください!チャックだけ購入できます!旭産業から!
ブリヂストンのレーシングエアゲージは旭産業とのコラボ商品のようでして、旭産業の保守部品が使えるのです。
ですから、
ストレートチャックが欲しければ 小口径ストレートチャック(品番:C-452)
アングルチャックが欲しければ バイクチャック(ショート)(品番:C-645)
を購入し、そのチャックに交換してください。
ストレートチャックもアングルチャックもブリヂストンのものとは形状が違いますが、使い勝手はほぼ同じと考えてよいと思います。
上で掲載している写真で、左側のストレートチャックはブリヂストンの純正品で、左側は旭産業のものとなります。
また、携帯性が良く、精度も高いエアーゲージを探しているのなら、アサヒのバータイプエアーゲージ(タイヤゲージ) 2-B がおすすめです。
アサヒのバータイプエアーゲージ 2-B の測定精度は、ブリヂストンのレーシングエアーゲージと差はありませんでした。
アサヒのバータイプエアーゲージ 2-B は「【レビュー】アサヒのバータイプエアーゲージ(タイヤゲージ) 2-B」でレビューしていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。