身長160㎝台で短足&チビのふくちゃんが実車を使ってお届けするバイクの足つき性のレポート。
BMW R1250GS(新型 2021モデル)はシートの取り付け高さを高と低に変えることが出来ます。
また、R1250GSは、ボタンひとつでサスペンションのプリロードを変更することができます。
そこで今回は、そのシート取り付け高さの違いによる足つき性の違いをレポートとプリロードを変化させた時の足つき性の違いをレポートしたいと思います。
R1250GSの足つき性が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
なお、2022モデルのR1250GSは、シート高やシート形状が2021モデルと同じですので、参考にしてください。
BMW R1250GSとふくちゃんのスペック
まずは、R1250GSの基本スペックです。
- 車両重量:258㎏
- シート高(シート位置 高):825㎜
- シート高(シート位置 低):805㎜
- インナーレッグ曲線:1,750 mm / 1,790mm
続いて、ふくちゃんの基本スペックです。
- 身長:162cm
- 体重:59.6㎏(シューズを含めた写真に写っているウエアーを着た状態)
- 股下:71㎝(素足です)74㎝(写真に写っているシューズを履いた状態)
- 体脂肪:約16%
- 太もも:ちょと太め
R1250GSのシート高を変化させての比較
両足をつけた状態
正面から
横から
後ろから
両足をつけた状態での足元のアップ
後ろから
左足の親指の付け根までしっかり地面につけた状態(信号待ち状態)
後ろから
R1250GS(新型 2021モデル)シート取付け位置の違いを解説
写真ではシート位置の高と低では違いが分かりずらいですが、シート位置を高にした状態で両足を地面に付けようとするとわたしの場合はつま先ツンツンになります。
シート位置を低にした状態で両足を地面に付けた場合は、親指の付け根まではちょっと届かないな、といった状態です。
高速道路だけを走るのであれば、シート位置を高にしても全く問題ないと思いますが、一般道を走るのであればシート位置を低にしておかないと、轍の深い道路などで停車するときは足を下す場所を選ばないと、油断した時には立ちごけをしてしまいそうです。
信号待ちの様な停車中は、両足を地面につけてつま先ツンツン状態でいるより、左足の親指付け根までしっかり地面につけている方が安定して止まっていることが出来ます。
その場合、シート位置を低にしていても右足は地面に全く届きません。
R1250GSのサスペンションプリロードを変化させた時の足つき性
2021年モデルのR1250GSは、スプリングのプリロードをボタン一つで変更することが出来ます。
変更できるといっても、基本は、積載状態に応じてバイクが自動的に調整してくれる”Auto”を選択することになりますが、他には、プリロードを最小にする”Min”、最大にする”Max”と合計で3パターンあります。
このプリロードの設定の違いによる足つきについて動画を撮影してみましたので、ぜひご覧ください。
シート位置は低で、プリロードはMin→Max→Minとなります。
再生速度は倍速で再生されます。
まとめ:足つきレポート】BMW R1250GS(新型 2021モデル)シート取付け位置の違いによる足つき性
R1250GSは、靴を履いた状態で股下が80㎝もあれば、シート位置を高にしても余裕で運転できるのではないでしょうか。
見た目がごっついR1250GSですが、足つき性については思いのほかフレンドリーとなっていますので、ご興味のある方は一度ディーラーなのでまたがってみることをお勧めします。
最も、重量と価格は全くフレンドリーではありませんが ^^;
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。