わたしが乗っているBMWのS1000RR(2019年以降の新型の2020年モデル)に取り付けているオプションパーツをご紹介したいと思います。
以前は、特に車は、見た目はノーマル、中身はゴテゴテ。そのチューニングお幾ら万円?って感じでいじくり倒してましたが、歳を取るについて車もバイクもノーマルが一番乗りやすい!と思い始めちゃったんですね^^;
結局、ノーマルが一番バランスが取れているな、と。
チューニングをすると、どこかは良くなるけど、その代わりにどこかにしわ寄せが寄っちゃうんですよね。
もちろん、チューニングやカスタムを否定するつもりは全くありませんので*^^*
ということで、わたしがオプションを取り付けたりチューニングするのは、アクシデントがおきた際のダメージの軽減と、ライディングポジションの最適化が目的です。
外装関係のオプションパーツ
外観が大きく変わるようなカスタムは好みではないので、さほど見た目が変わらず、しかし、アクシデントがおきた際にバイクに与えるダメージを軽減させてくれるようなものを選んでいます。
AELLA フレームスライダー
新型S1000RR用のフレームスライダーは何社か販売していますが、わたしがAELLAの製品を選んだ理由は、見た目がシンプルで、製品の精度が非常に高い、といったのは当然のことですが、
- ボルト1本から補修部品として販売してもらえる
- 必要以上に強度が無い
この2つです。
他のメーカーだと、転倒させスライダーが損傷した場合はフルセットで買い直さないといけませんが、AELLAの場合はボルト1本から販売してもらえるので、修理にかかる費用が必要最低限ですみます。
また、スライダーが必要以上に丈夫に作られていると、バイクを転倒させてしまった場合、転倒の衝撃がスライダーから取り付けられているフレームに力が加わり、結果、フレームが歪んでしまうといったことが起こりえます。
ですので、スライダーはバイクが転倒した際に歪んだり削れたりしてフレームに与えるダメージを軽減させてくれるものでないといけないのです。
AELLAのフレームスライダーはこの辺りの強度がちょうど良いのです。
実際、わたしはコーナリング中にアクセルを開けすぎ、テールスライドによるスリップダウンで、あまりスピードは出していなかったのですがバイクが半周くらい回るような転倒をしてしまったのですが、AELLAのフレームスライダーのおかげで、グリップエンド、レバー、ミラーに少し傷が入りましたがカウルには持ち主にしかわからないような小さな傷が付いただけで済んでしまいました。
もちろん、フレームは全くの無傷です。
ただし、スライダーは見るも無残な姿になってしまいましたが。
ですので、AELLAのフレームスライダーは、わたしの転倒による実体験からもお勧めできる商品です。
S1000RRでの転倒は「やってしまいました!バイクでスリップダウン!〜AELLAのフレームスライダーでカウルは無傷〜」に書いていますのでお時間があるときにでも読んでいただけたら嬉しいです。
また、AELLAフレームスライダーの交換は「AELLAのフレームスライダーの分解、部品の発注、組み立て方を解説」に書いていますので併せて読んでいただけたら嬉しいです。
AELLA フロントアクスルスライダー
フレームスライダーがAELLA製なのでアクスルスライダーもAELLAの製品を選びました。
作りが非常に良く、もちろん精度も申し分ありません。
しかし、AELLAのフレームスライダーを付けていればアクスルスライダーまでは必要ないかもしれません。
転倒した時にアクスルスライダーには一切傷が入っていなかったので。もっと激しく転倒した時には役に立つかもしれませんが、その時はバイクそのものが・・・。
RIZOMA(リゾマ) クラッチカバーガード
S1000RRを購入する前に試乗させてもらったバイクが立ちごけで、ちょうどこのクラッチカバーガードがある部分に傷が入っていたのです。
そのため、クラッチカバーに傷が入らないようなカバーが欲しいと探していたのですがなかなか見つからず、やっと見つけたのが、このリゾマのクラッチカバーガードだったのです。
正直、リゾマとうメーカーを知らなかったので、商品が届くまで(ネット通販で購入)作りに関してはあまり期待していませんでしたが、届いてみてびっくり。いい意味で期待を裏切られました。
作りが非常に丁寧で、精度も非常に高いです。
また、取り付けてもあまり目立たない、ってのもわたし的には評価が高いポイントです。
RIZOMA(リゾマ) オルタネータカバーガード
エンジン左側のオルタネーターカバーを保護するガードです。
もちろんこれも作りは非常に丁寧で、精度も非常に高いです。
クラッチカバーガードと同じく、必要最小限のカバーなので、取り付けてもあまり目立たないのが気に入っています。
Jトリップ フックボルト 8mm
バクスタンドを使用するのであればこのフックボルトは必須です。
バックスタンドはj-Tripの製品を使っているので、スタンドと同じメーカーであれば相性を気にする必要が無いと思い、Jトリップ フックボルト 8mmを選択しました。
なお、こちらの「BMW S1000RRを購入後に真っ先に買ったもの~j-Tripのバイクスタンド~」にも書いていますが、S1000RRにはバイクスタンドの”受け”は、L受けを使用することが出来ないので、ご注意ください。
BMW タンクパット
わたしは身長が低いので、運転しているときはほぼタンクにべったりとくっついています。
ですので、タンクにどうしても傷が入りやすいのでタンクパットを張り付けました。
社外品でもよかったのですが、なかなか見た目の良いものが見つからず、お値段高めでしたがBMWの純正にしました。
ライディングポジションの最適化
ライディングポジションの最適化として、ローシートの導入と、ストンプグリップのニーグリップパッドを取り付けました。
BMW ローシート
足が短いので純正のローシートに変更しました。ローシートに変更することでシート高が814㎜とノーマルシートより1㎝ほど低くなります。
ローシートですが、ノーマルシートとシート表皮やステッチなど見た目は全く同じです。シート単体で二つを比べてみても、見た目の違いは分からないと思います。
ただ、ノーマルシートに比べローシートは若干クッション性が落ち、シートが固くなっています。わたしは固いシートの方が好きなのでローシートの硬さは全く気にならないし、1時間に1度程度休憩を取りながらのツーリングであれば、一日乗っていてもお尻が痛くなることはありません。
ロングツーリングでは、シートの硬さからくるお尻の痛さより、前傾姿勢のキツさからくる上半身の痛みの方が問題になると思います。
ノーマルシートとローシートでの足つきの違いは「BMW S1000RR(新型 2019~)のノーマルシートとローシートの足付き性を比較 ~短足&チビのふくちゃんが実車でレポート~」に書いていますので、気になる方は参考にしてください。
ニーグリップパッド
ライディングポジションの最適化、とはちょっと違うかもしれませんが、ニーグリーっぷパッドを貼り付けました。
S1000RRってニーグリップすると無茶苦茶滑るんですよ。ですので、ニーグリップパッドを張り付けました。
ストンプグリップのS1000RR専用ニーグリップパットを張り付けたのですが、これがほぼほぼ役に立たず、結局自分で型を作って貼り付けました。
この詳しい経緯は、こちら「S1000RR用ニーグリップパッドを作りました ~車種専用のはダメですね、ストンプグリップ~」に書いていますので、ぜひご覧ください。
その他のオプションパーツ
その他、バイクにつけている便利グッズ?をご紹介します。
スマホホルダー
スマホホルダーはSP connect(SPコネクト)のモトステムマウントを取り付けました。
S1000RRのようなSSってスマホホルダーを取り付ける場所がほんと、無いですね。
SSというかセパハンのバイクだと、ほぼどこにも付けられないのではないですか?スマホホルダー。
そこで唯一取り付けられそうだったSP connect(SPコネクト)のモトステムマウントをつけてみたのですが、これが想像以上に良く出来ていて、しかもスマホを取り外してもマウントが小さいのであまり目立たず、私好みの製品でした。
モトステムマウントについては「SSのセパハンバイクにスマホホルダーを取り付ける ~RAMマウント、クアッドロック、SPコネクトを比べました~」でレビューを書いていますので、お時間があるときにでも読んでいただけたら嬉しいです。
この後、スマホをセットするだけで充電が始まるSPコネクトのチャージングモジュールを取り付けました。詳しくは次の記事にまとめていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
最後に
わたし的にはこれくらいのカスタムで十分かな、と思っています。
あと、するとすれば、わたしの体重が軽すぎるせいでフロントフォークとリヤサスのスプリングが硬すぎているので、これの交換でしょうか。
ただ、ちょうどよい硬さのスプリングがあるかどうか。そもそも、社外品のスプリングがあるのか・・・。
他には、ステップの変更でしょうか。
もう少し高くてもいいような気がするんですよね。ステップが。
ということで、みなさんの参考になればうれしいです。